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2019-07-31 [にっき]

エアコンはたぶん完治した。
私みたいな野良電子屋さんでも、少しは機構部品を触れないとね。

ところで、エアコンが水漏れしたというと、すぐに「ドレンホースを吸うやつ買え」と
言ってくる人がいる。それも、一人二人ではなく、何人もだ。
これ、いつからか一般流通し始めて、1000円~2000円くらいで買える。
(昔はこんなのなくて、口で吸うとか掃除機で吸うとかがおすすめされてたような…。)

こういうことを言ってくる人たちは、無責任だと思う。
実際に自分でやったことがあって治ったからすすめてきたり、
そこが原因ではなかった場合にも面倒を見てくれるなら、まだわかる。
だけど、だいたいの人はそうではなく、やったことはない・ネットで見ただけ、が多い。

そもそも、水が漏れたらまず室外に周りドレンホースを確認し、
次に室内機の外装を外し、ドレンパンの状態を見る。
はじめての水漏れではないなら、ここまでは当然のようにやるだろう。
…やらないか?いや、やると思う。
私は上から水を注いで流してみるまでやる。

これで、ドレンホース詰まりかどうかは確実に判断できる。
原因を切り分けて、つきとめて、その先に適切な処置を行うのが
修理だと思うから、修理をするならばこれは必須だと考えている。


それと、エアコン水漏れのほとんどがドレンホース周りが原因だという
ネットの情報を信じている人が多いけれど、それは本当だろうか。
「修理できた水漏れのほとんどがドレンホース周りに原因があった」であって、
原因不明で買い替えになったものも、意外とあるように思う。
壁掛け型エアコンの分解・修理は、どこの町の電気屋さんでもできるものではないし。

少なくても私のところでは、ドレンホースが詰まったことはない。
割と埃が多い環境だけど、内側はドレンパンもホースも問題ないし、
外側はホースを短めに切ってあるので大丈夫。

なお、うちはなぜか配管通す壁の穴が妙だ。
開けっ放しというわけでもなさそうなのだけど、配管ぎりぎりだし、
外側はカバーがついているため不明。
エアコンの後ろ側に隠れる場合、処理は必要ないのかな?
私は建物屋ではないので、詳しいことは知らない。…電気屋ですらなかった。

―――

友人Sが、「投票のとき、あまり面白い展開にならなかったよねぇ」と言っていた。
ブログやSNSで長文ネタになるような対応されなかったのは良いことだと思うけど、
身分証の提示を求められた等という人の話も聞くのは事実。

そこで、問題になりにくい場合と問題になりやすい場合をちょっと考えてみた。
現在の日本の選挙では、基本的に身分証明書は求められないから、
見た目や対応で本人確認できるかどうかが、その分かれ目になっていると思う。

まず問題にならないのは、名前・戸籍上の性別・見た目・声が一致している場合。
これは何の問題もない。大多数の人がこれだし。


問題になりやすい気がするのは、そのどれかにズレがある場合。

友人Sは、名前と戸籍上の性別は男、見た目と声は女。
このケースは、移行中もしくはそれに近いものだと伝われば、
ごたごたすることは少ない気がする。(もちろん、場合によるけど。)
この場合、なりすましでやるには労力がかかりすぎているから、
変な疑いはかけられにくいと思う。

逆に、MtFで最後までやっていて、名前と戸籍は女になっている人の中で、
見た目がちょっと残念で声も頑張れなかった人は、いろいろと厳しいこともあるかなと思う。
投票所の投票者情報に、過去の性別や名前は出てこないだろうから、これだと
身分証なしでの本人確認が難しく、なりすまし等を疑われる可能性がありそうだと考えられる。


で、対策。
先手を打って、身分証を出してしまうのがいいのではないかと思う。
混乱を避け、持っている権利を使うためには、これくらいしても良いと考えている。
社会通念の中で円滑に過ごすために必要なことと、差別や区別は違うから。

そもそも、選挙の投票という重要なイベントのときに、いくら投票券が自宅に
郵送されてくるとはいえ、身分証を出さずに投票できてしまうのはどうなのかな?と思う。
投票券なしで、身分証を出す方式にしたら楽でいいのに。
マイナンバーはくだらないことに使ってないで、こういうことに使うといい。



すごくどうでもいいけど、私もSだし、実家の隣もSになった。
隣はイニシャルどころか漢字も読みも同じ。
珍しくもなんともない苗字だからいいのだけど、
宅配便や郵便物の誤送はちょっと怖い。

―――

年金は、ほぼ強制的に搾取されて、年をとると支給されるシステム。

まず払った分を回収するには、支給開始からそこそこの年数は生きていなければならない。
そして、それが回収できたあと、はじめて税金から補填される分になるわけだから、
支給開始時期が遅くなったら、払った分を回収するためには従来より長生きが必要になる。

長生きさんが増えると足りなくなるのはわかっていたことだし、
平均寿命が伸びるのも頭の良い人たちには想定できたことだと思う。
(どこまで伸びるかは別として。)
こんなこともわからない人が政治家やっているなら、ちょっとまずい。

あまり払わなくてよかった層にたくさん支給して、
若い人からはとるだけとって支給額を減らしていく。
やっぱりこれはちょっとおかしなシステムだなぁ、と思う。
そもそも、現役世代が払った年金で老人をカバーするなんて、いつから言い出したのだろう。
昔は「払った分に税金足してお返ししますよ」みたいに言っていた気がするのだけど。
物価の差はともかく、積み立てしてきた人数は支給者の人数と同じなわけだし。


なんだかよくわからなくなってきたけれど、障害年金の存在はいまのところ有能だと思う。

―――

選挙前に、ネットで自民党の広告(バナー広告とか)をよく見た。
政党自体のCMは公職選挙法違反ではないはずだけど、
モラルとしてどうなんだ?という感じはすごくする。
それと、その宣伝費用はどこからくるのだろう。
政党寄付金?いやー、すごいね、いろんなアレがね…。

2019-07-26 [にっき]

本当に、薄いアルミは熱が移動していかない。
焼けるほどではないけれど、ちょっと厳しい。

―――

7月25日のSession-22はウナギ特集だった。
ウナギの話題は定期的にやっているから、おなじみのゲストが
いるのだけど、今回は期待していた人が一人いなかった…。残念。

話を聞くと、食べないほうがいいのだろうなと思うけれど、
すでにお店に並んでしまったものに関しては、食べても廃棄されても同じ。
(これは、この番組でも言っていた。)
そうなると、食べたほうがいいかな…となってしまう。
でも、食べてしまうと需要があると判断されて翌年もまた入荷されてしまうわけで。

何とももどかしいし、人間は害しかないなと思ってしまう。

―――

大学さん、オープンキャンパスの宣伝に力入れるのはいいのだけど、
工学系がメインの大学でこれはちょっとどうかと思う。

https://www.dendai.ac.jp/2019oc_lp/fesdm.html

20190726_1.jpg

融点が360度のはんだ、なんだ?

通常の共晶はんだ(鉛はんだ)の融点は200度弱、
通常の鉛フリーはんだの融点は200度強なのだけど。
アルミットにいたっては、ウェブページに固相温度と液相温度が合金別に書いてある。
(基本的にアルミットしか使わないから、他メーカーは知らない。)

360度は、鉛フリーはんだを使うときの、はんだごての目安の温度かと。
はんだごての温度365度・一年の日数365日・体温36.5度でうまく韻でも
踏んでいれば面白いのに、こての温度と融点で間違えてる時点でがっかりだよ!


それにしても、いくらメディア系、デザイン系の人気があるからといっても、
工学部の電気・電子・機械・情報を雑に扱ってはいけない。
まあ、個人的にはよほどそれが好き・勉強したい場合を除き、
工学部になんて進学しないほうがいいと思っているけれど。
トラウマありすぎて、思い出すと禿げそうになる。

―――

来年オリンピックが開催されるという実感は薄いけれど、
オリンピックの影響で一般市民は不景気になりそうな実感は少しする。

―――

先日の選挙、どこが勝った負けたはまあいいとして(よくはない)、
投票率の低さはなぜあまり問題にされないのだろう。

特定の党が勝ちそうだから投票行かなくてもいいや、という人もいるようだけど、
それは消極的な選択方法であって、「ぜひ投票したい!」とは違うと思う。

投票率が低い中で大勝利したって、それは選挙で勝利しただけで
積極的に支持されているのとは少し違うから、そんな勝利を喜ぶのはやっぱり違うかな、と。
投票率が低いのは、投票に興味がないとか忙しいとか、そういう事情ばかりではないと思う。
投票したくなる政党や候補が増えたら、少し流れ変わるんじゃないかな。
テレビがそういうの流さないだろうけど…。

一票が何かを変えるなんて思ってないし、結果が見えている選挙もある。
ただ、投票率が低いのに勝利を喜んでいる政治家がなんとなく気持ち悪いと思っただけ。

―――

年金のマクロ経済スライドが許されるなら、支給額をGDP:支払額や人口などに
連動させるのも許されるだろうから、現在の支給額見直しからしたらいいのに、と思う。

支給されている・もうすぐ支給される人数は多いから、
未来で何かするよりいま少しずつ減らしたほうが、絶大な効果がアルヨ。
支給開始時期を遅らせる強引な手は繰り出してきたけど、
この勢いなら、そのうち支給開始時期が90歳からとかになるんじゃない?
そして、ほとんど誰ももらえなくなった。 END

2019-07-22 [にっき]

ちょっとだけ、新しい関数電卓がほしい。
ずっとシャープだからどうしようかなぁ、と。

古いの(EL-5060とEL-509F)も壊れてなくてまだ使えているから、
すぐに必要というわけでもないのだけども。
EL-5060の蓋は10年くらい前に割れたから、蓋だけほしい感じはある。
ただ、持ち出すとき以外は蓋開けっぱなしだから、問題は薄い。

―――

フルーツバスケットのアニメ(2019年版)、絵がずいぶん現代風に
なっているのに、ちゃんと雰囲気が残っていてとても良い。

アニメ化やリメイクというのは、こうでないと!

―――

製品に対して相談されて、そこに対して詳細なアドバイスするって、
実はコンサルというやつじゃないのか?!と、薄々気づく。
利益に貢献していたり、満足度が上がっているはずなのに、
1円も払われないこと多かったけど。

簡単なコンサル・解析・設計・調整みたいなことする場面は
今もたまーにあるけれど、基本的にはもう個人でしか受けていない。
そして、ちゃんと技術料を請求することにしている。
技術の値段は、その技術がわかる人にしか決められないもの。
それを習得するのに、どれだけ時間かかるか体験している(一生その途中にいる)し、
頭のいい人もたくさん見てきて、その人たちでもどれくらい時間がかかるか知っているから。

こういう技術の値段は、時代が変わっても基本的には下がらないと思う。
(技術者の数によって値段は少し変わるかもしれないけれど、価値自体は下がらない。)
質は値段に直結するから、どのレベルのことがしたくて、
いくら出せるのかは、十分に検討する必要がある。



音楽再生用のアンプを忠実度の高い音ではなく、誰かの好みの音に仕上げる場合、
一番手っ取り早いのは、最低でも仕上がり特性と設計思想を指定してもらえるとき。
それがわからないなら、何度かトライしたうえで、まず数字をベースにした調整をしていく。

好みの音というのは特性が悪い方向も場合もあるから面倒なのと、
どこまででもやれるから莫大な時間とコストがかかる。


特性と聞こえ方の関連性は、オーディオやっている人でも
意外なほど認識が間違っている人が多い。
感覚と理論が複雑に混ざっている世界だから、難しいよネ。
そんな世界で何かするなら、せめて数字と詳細な言葉での表現は必要だと思う。

―――

I.WORKSさんが好きで、たまに見ている。
ヤフージオシティーズとともに消えてしまった、中の人の個人HPも好きだった。

こういう技術者さんは大好き。

―――

7月21日の選挙で、友人S(性同一のアレ・MtF)が投票所で投票券を出したところ、
向こうのお姉さんが本人ではないと思ったようで混乱していた。
投票権を渡すときに「お願いします」と言って、声でひと押ししたうえで、
混乱しているところにその声で「本人ですよー大丈夫ですよー」と畳みかけていくスタイル。
声が変えられることを知らない人は多いからね。とても良いと思う。最高にcool。

少し混んでいたことと、テンパっているところに畳みかけたので、
本人確認らしいものはなく、「(フルネーム)さんですね」で終わっていた。
ただ、他の人にも聞こえる場で、長男ネームを呼ぶのはどうかと思う。
周りにいる人によっては(友人Sの生活圏にいる、悪意のある第三者とかだったら)
大問題になるから、音声以外の、他人には確認できない方式にしたほうが好ましいのでは?
これは友人Sに限らず、すべての人でそうしたほうが良いと思う。

友人Sや私は「名前なんて記号だから割とどうでもいい」と考えているけれど、
本人がどうでもいいのと、周りがどう思うかはまた違う話。
そのため、友人Sは普段ほとんど通称名を使っている。

2019-07-04 [にっき]

「部品が欠品していたから送ってくれ→送るから連絡先を教えて→ここによろしく」という
やり取りを月曜日にしたのだけど、住所を送付したメールに対する返信がない。
確認せずいきなり送ってくる場合もあるから、今週いっぱいは待つ。

急ぎで使うものではないけれど、できれば早く使いたいから可能な限り早く届いてほしい。

→その週のうちに到着。ありがとう

―――

数年以内に、社長()になるかもしれない。
まだどうなるかはわからないけれど、そうなった場合、この時代では間違いなく苦労する。
社長より、石油王になりたかった…。

個人的に何か用がある人は、早めにどうぞ。

―――

このまえ、実験用に組んであった電源回路の基板をいじりたくっていたら、
電極が爪タイプの大型コンデンサを取り付けるスルーホールの一部がすっぽ抜けた。
何度も取り外しするものではないものを度々外したから仕方ないのだけど、
見て見ぬふりをして再組み立てしたらやはりそのコンデンサとは導通がなかった。
もちろん、その状態で電源を入れると電源に盛大なリップルが出た。

そのままアンプの特性を見ると、比較的リップルに強い回路ではあるものの、
電圧が落ちすぎる部分があるので、とてもまともな特性は出ない。

部品も、新しい基板もあるから組み直したけど、普段オシロも使わない人たちは、
こういうのをどうやって確認しているのだろう?と疑問に思った一件だった。

―――

AWG18かAWG16くらいの線をそのうち買っておかないといけない。
もっとずっと太い電線でもいいけども。
いま、太い線はVVFとVCTしか手もとにない。
5.5mm^2が取り付けられる基板に…はさすがにしない。

昔3色300m買ったAWG22は、まだある。

2019-06-12 [にっき]

測定用基板進行中。

で、この測定用に組んだ基板は、何か所もパターンを切ってしまったので、
測定・実験専用でどこにも組み込む予定はなくなった。
ヘッドホンアンプVerにしたのを聞いてみたいという人が何人かいるから、音が良ければ
誰か買うという人がいるならそのうちもう一枚組むか、これ用の基板をつくるか。
そうでなければ、余裕があるとき以外は後回し。

個人的に、ヘッドホンアンプの優先順位は低くなっているので、どうにも。
ちなみに、ヘッドホンアンプの場合はプリドライバがチップトランジスタ、ドライバが
2SC1815クラス、出力がTTC004Bあたりの10W~一回り大きな25Wクラスが良いと思う。
それ以上大きいと、雑音がどうにもなぁ。

ヘッドホンはスピーカーよりインピーダンスが高いから出力は2段でいい?
公称16Ωのヘッドホンは公称8Ωのスピーカーの2倍しかない。
32Ωでもまだ4倍。私は、可能なら3段がいいと思うけどな。

―――

ケースがしょぼいときは、スピーカーとスピーカーの間に置かれるのはあまり嬉しくない。
ペラいケースは簡単に鳴く。

今回、使い回しのタカチのYMだからつらい。
ペラいから鳴くし、やわらかくて凹みやすいし、
寸法的に高さもつらい。

ま、今度は買ってあるケースで強いのをつくりませう。



アンプ制作では胡散臭いノウハウ()を語る人も多いけれど、どんなに良いトランスやR・C・L、
貴重なトランジスタや配線材などを使っても、回路で歪んだものは絶対に戻ってこない。

何が大事なことか、よーく考えないといけない。
測定器を使えば見えるものすら詰められない人が、
音質を詰められる技術を有しているとも思えないし。

―――

私は、2016年12月頃にディスプレイを修理したらしい。
https://haru-sonic.blog.so-net.ne.jp/2016-12-13

まだ全然使えている。
あれから一度も、ディスプレイが原因で立ち上がらなかったことはない。
ほとんど電源入れっぱなしなのに長持ちだ。

パネルはまだ使えるのに、基板上の部品、それもいくつかの電解コンデンサが
抜けただけでゴミになってしまうのは、すごくもったいないことだと思う。
商売的にはそれでいいと判断したのだろうけど、
私なら、数年で壊れるものをもう一度買おうとは思わない。

―――

中国でメタルクラッド抵抗が妙に安く売っている。
物が良いか悪いかは知らない。
とにかく安い。

ついに抵抗で卵を焼く時がきたか…。

―――

いま、ホームページの注意書き(一番下)に、

>エンジニアやメーカーの方は、ご自分自身や所属する組織で新しい発明や開発をなさってください。

と書いている。
エンジニアやメーカーに所属する人が技術と向き合い、ひたむきに研究して良いものを
生み出して世の中に出してほしいと思って書いたのだけど、煽りに見える風があるらしい。
これが煽りに見えるなら、エンジニアやめたほうがいいんじゃ…。

ちなみにこの「メーカーの方」というのは、エンジニア職以外も含む。
だから、「所属する組織で」なんだ。
エンジニアの人は、おうちに最低限の測定器が
あると思うから、所属する組織外でもできるだろうし。

2019-05-30 [にっき]

8Ωで16W出せるアンプをBTLすることで、64W出せる。17Wなら、68W。(4倍)
60W以上・70W弱もあれば、十分だなぁ。
この前の基板は1枚に2回路載せたから、
電源トランスと電解コンデンサを強化して、エミッタ抵抗を
5Wに変えて、BTLにしてしまうのはアリかもしれない。
ただ、私がBTL嫌いなのと、出力にコイルとリレーが
2個ずつ入ることになるから、あまり嬉しくはない。
そもそも、大電流向きのリレーではないのだった!

最大出力16~17Wだと、近所迷惑を無視した爆音だと少し音が割れることがあるから、
音質が確保できているならば、最大出力は余裕あるほうが好ましい。
最大出力によって音は変わらないけれど、
その品質がそもそも低いものはノーサンキュー。

―――

・ヘッドホンアンプなら

電流増幅段は、必要な出力が得られる電圧からあまり高くしない程度の電源で、
コレクタ損失が10W~25W程度のトランジスタで構成するのが良いと思う。
アイドリングはできるだけ多めに流したいので、ヒートシンクは大きめで。

大きなトランジスタの雑音は、基本的にどうにもならないから、
足りるなら~25W程度のトランジスタにおさめたい。
あほほどアイドリング電流流すなら、ちょっと苦しいけれども。


・プリアンプなら

ヘッドホンアンプと基本的には同様だけど、
もっと小さなトランジスタで低雑音を目指すのも良いと思う。
個人的には、プリはケーブルの容量をドライブするものだからそれなりの出力段が
ほしいところだけど、出力に直列に抵抗入れること多いからそこそこでも良さそう。

低雑音を目指すと、2SC3421とそのコンプリでも気になるときがある。

―――

細いUEWははんだで絶縁層が溶けるけれど、なぜか太いUEWは駄目だと思っていて、
1mm線で巻いた手巻きコイルは毎回紙やすりで削っていた。

…のだけど、少し温度高めにして、時間長めにしたら、全然溶けた!
そりゃそうだ、太さが違うだけで同じものなのだから、溶けないわけがない。

ちなみに私は、手巻きコイルは内径10mmで10ターン半程度巻いて使うことが多い。
これだと1uHには満たない(0.7くらい)のだけど、あまり長くしたくないし
特性上も問題は出てきていないからこれくらい。

10mmのパイプはずっと買いそびれているので、単四乾電池を使って巻いている。
パイプに穴開けた道具を作ったほうが、早く楽に綺麗にできると思う。

本当は2mmのUEWを巻きたいのだけど、太くてつらいので1mmで妥協。

―――

↓は、赤と青が電流増幅部の電源、円筒は電流増幅部のデカップリングコンデンサ、
後ろの板はヒートシンク、出力段のパワートランジスタとそれが付いている基板。
…ほら、そう見えてきた。

描いていないけれど、各コンデンサにはフィルムやセラミックが並列に入る。
今はチップが主流になってきたし、まあいいでしょう。

20190530_1.jpg
1.
これが一番良い。音も。

20190530_2.jpg
2.
これはできれば避けたい。コンデンサつけているだけ良いけれども。
コンデンサの温度が少し下がって、コンデンサの寿命的にはこっちのほうが良いかも?
(配線の銅から熱が伝わってくるから、あまり差はないような気もするけれど。)


20190530_3.jpg
これはあらゆる音がぐだぐだになる。私なら避ける。
そもそもこれだと、エミッタフォロワの安定性も落ちる。
過去にやったことがあるけれど、これがハイスピードな音なんてことは絶対にない。
(全体的に音が出なくてすっきりすることがあるから、ハイスピード「風」になることはある。)

でも、エミッタ抵抗があったり、他の回路があったりで、
なかなか理想的な配置にはならないんだよね。
ひとつ前の記事の基板では、少し位置関係が違うけれど、
電源・コンデンサ・トランジスタの並びはこの形にしてある。
音楽を聴くための機械なら、音も良くないと困るっしょ。

―――

メーカー製のパワーアンプでは、基板の両側にパワートランジスタを取り付けて
ヒートシンクへねじどめする、上から見たらゲジゲジみたいなスタイルが多いように思う。

あれ、出力への配線も長くなるし、電源から
トランジスタの配線も長くなるから、良いことは何もないような。
ただただ出力をパラレルにしただけのアンプは、特性考えられているのだろうか。
基板の真ん中にちょこんと電圧増幅部があって、
電流増幅部とやたら離れているように見えるものも多いし。

2019-05-15 [にっき]

久しぶりに、ベルデンの8412を使った。
変なケーブル使うよりは良いと思う。

ただし、はんだやコネクタにもよる。
マイクケーブル用にも8412は作ってあるけれど、
こっちははモガミの2534がメイン。

―――

「バランス入力・アンバランス出力アンプのCMRRは、
40dBは超えられても60dBはなかなか超えない」と昔から思っている。
部品の誤差を考えてもそうだし、つくって実測してもそうだったから。

だけど、90dBなんて値を書いているアンプメーカーも見たことがある。
いったい、誤差何%の部品を使えば90dBなんかになるのだろう。
それ、本当に実測値?ICの値を引っ張ってきただけじゃない?と思ってしまう。

アナログデバイセズもこう書いているから、やはり極端に大きなCMRRは難しいと思う。
https://www.analog.com/jp/analog-dialogue/articles/deeper-look-into-difference-amplifiers.html

数字上の話とは別に、ケーブルを長くひきまわすなら40dBでも効果はあると感じる。
(40dBでも1/100になるわけだし。)
あと、下流の機器の電源を入れたまま上流の機器からケーブルを
外すことがある場合は、バランスで受けておくとちょっと安心感がある。

―――

2SJ200あたりより容量が小さいパワーMOSFETもあるにはあるけれど、
2SJ49あたりなんてもう普通には出てこないし、これでもBJTよりまだ大きい。

どうして、一部のメーカーとマニアはMOSFET出力段を好むのだろう。
BJTの出力段をそのままMOSFETに置き換えただけでは、
あまり良くないと思い続けているのだけども。

―――

電流帰還アンプや、それに近い構造のアンプのディスクリートアンプは
ピュアオーディオでも出ているけれど、妙に部品が少ないものが多いような。
特性も、ぶっちぎりで良いものはあまり見当たらない。


電流帰還アンプを出している某メーカーのエンジニアは、
自分たちの技術に自信を持っているらしいと、業界の人に聞く機会があった。
…あの構造と特性で?
低域の実体感が薄い理由、PCB見れば一発でわかるのに、全然改良されないし。
回路自体をパラレルにして、SNR向上を狙うのはいいけれど、
それも根本的な改良にはならない気がするし。これで消えるのは、ランダムな雑音だけ。
歪率にノータッチなのも、ちょっとよくわからない感じ。
(ただし、世代によって部品配置などが大きく異なるので、
 もしかすると特異点が存在する可能性はある。)
こういうのでも100万円以上のプライスがつくんだから、不思議な業界だなぁ、と。


あと、パワーアンプはともかく、プリアンプでも
かたくなにICを使いたがらないメーカーの多いことよ。
IC使うと、部品コストは少し上がるかもしれないけれど、
人件費が削れるし、数字も音も良くなる機種が多いと思うけど。

私は、ICの可能性も追求したいから、オペアンプをいじっていることも多いわけで。
それに、世界の一流エンジニアが設計したICを、
そのへんのエンジニアが簡単に越えられるわけがないしね。
OPA627なんて、今でも強いし。

2019-04-26 [にっき]

アンプの入力にTRS・XLRコンボジャックを使うのが好き。

スイッチをつけなくてもフォン・XLRを排他的に使えるし、
TSフォンプラグ・RCAジャックの変換プラグを用意すればRCA入力もできる。


それにしても、プリアンプの出力はバランスにしておいたほうがイイネ。
色々とやりたいことはあるのだけど、OPA627で若干の省力化をしたい感じもあり。
ICとバラ部品を組み合わせたアンプでも、最近設計したものは部品点数が
ずいぶん増えてしまっていているので、試作するだけで一苦労になってきた。

―――

Design Spark PCB 8.1 でドリルデータがうまく出力されない件。(2019年04月)

先日、PCBを発注するのにガーバーを出力した際、
ドリルデータがガーバーを確認するソフトで読めなかった。
少し調べたところ、ファイルの先頭だか末尾だかに
何か足りないらしく、ちょっと書き変えないとダメらしい。
書き換え方がDS PCBのフォーラムにあったのでURLを置いておく。

https://designspark.zendesk.com/hc/en-us/community/posts/360001446874


ちなみに、これをやったあとに発注したPCBは、設計通りに上がってきた。
それにしても、上のURLの解決方法は一年も前の投稿らしい。
私はなかなか最新版に更新してなかったから最近までこの罠に
ハマらなかったのだけど、これがあるからコンピュータは怖い。

私はこういうときのためにDS PCBの7.0と8.0も残してあるのだけど、
新しいDS PCBで開いたファイルは古いDS PCBで開けなくなるから意味がない。

―――

またプリンタが壊れた。
以前、ツメが折れていたところを雑にガムテープで修理したのだけど、
そこが剥がれて、また紙が詰まった。

今回はちゃんと脱脂して、ガムテープもきれいに切って貼った。
これで再び延命成功。またインクを買うかどうか悩んでいる。
カラーはノズルが詰まっていて綺麗に出ないので、黒だけだ。
というか、カラーはまだ半分くらいインク入ってる。

20190416_1.jpg

―――

老人暴走自動車問題は、免許制度の厳格化か、自動車側での
対策が必要になっているところまできていると思う。
それでも根本的な対策されないのは、メーカーの儲けと
K察の取り締まりノルマを減らさないためか?
…そんな風に勘ぐられても仕方ないところは、もうとっくに通り過ぎていると私は感じる。

高齢者講習は義務化されたけれど、緊急回避できなさそうな人も
講習を受けるだけで、継続して免許を持てるのが不思議だ。
たとえば急制動させてみて、一定距離以下で
止まれなかったら免許回収くらいはしてもいいと思う。
骨粗鬆症の人に急制動かましたら、シートベルトで骨折する?
それなら、もう乗らないほうがいいわな。

自動運転は国からお金出ているみたいだし、開発は進んでいるのだろうけど、
すべて車に判断させるためには、人間並みのセンサーと倫理感と判断力が必要なはず。
そうなると、あまり現実的ではないかなと思う。
もしそれが実現できる世界になったら…映画ターミネーターの世界かな?

―――

ヘッドホン祭に行く。
Analog of Magicのスペースの一部で、なにかする。

2019-04-01 [にっき]

愚痴を吐き捨てた記事なんて残しても運が逃げるだけだから、割とすぐ整理している。
保存する必要のある文章はないだろうけど、たまに載せる画像なんかが
ほしい人は保存しておくとイイヨ。

―――

5月1日からの新元号が令和になったそうで。

天皇陛下が御存命中の新元号発表だから、
お通夜モードにならず盛り上がったのは、とても良かったと思う。

―――

バブルというのは数字としての景気の良さもあったけれど、
今より半年後、一年後はもっと良くなるという気持ちに押されて消費が上向いたらしい。
言われてみれば当たり前なのに、実感がないと「そんなもんかー」くらいにしか思わない。

ところで、日銀が物価上昇目標を定めていた気が
するのだけど、これはあまり意味がないと思う。
好景気による物価上昇は結果であって、物価を
上げたからといって好景気になるわけではないし。

物価上昇する理由(インフレになる理由)はいくつかあって、
今回は景気を良くしたいわけだから、需要増に持っていきたいはず。
だけど、賃金が上がらない以上、需要が増えるのは難しい。

今の日本はコストプッシュインフレからのスタグフレーションのように思うのだけど、
政府は景気が上向きだったというし、GDPもプラスだという。そしてデフレ傾向らしい。
さっぱりわかんねぇよ…わかんねぇ…。

―――

オーディオ機器で流行りの限定商法(=スポット生産)て、安定して儲かる方法なんだよね。
1ロット300台とかで製造して、販売店に出荷。
この時点で自社在庫はそう多くないから倉庫代は安いし、
出回っている分も数が少ないからある程度は捌ける。
限定だと煽っておけば、日本人はそういうのに弱いから買ってくれるし。

品質無視して限定300や限定100で荒稼ぎするメーカーが多い業界になってしまったから、
買う側は大変だよねぇ、と思う。私はもう怖くて買えない。
…品質がひどいのは限定ではない製品も同じか。

よく知っているクソメーカーも同じようなことしていた。
自分たちで、業界の首を絞めて楽しいのかな?と思うけれど、
自分たちが逃げ切れればいい・客は馬鹿な財布としか思っていないのだろう。

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ビジネスマナーでは、出されたお茶は全部飲んではいけないらしいと昔どっかで聞いた。

だけど、こういうマナー?は、お互いに同じ認識を持っていないと意味がないと思う。
同じこと、半端な田舎のばあちゃん相手に通用する?たぶんしない。

一般の人に通用しないマナーは何の意味もないと思うし、
この辺はモラルでカバーできる範囲にも感じる。

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PCがまた死にかけた。
私を身軽にしてくれようとしているんだな。うん、わかるよ(適当。

私は物持ちが極端に良いから、ひとつの製品を使っている間にいろんな節目がくる。
そうすると、故障がその節目に重なることも当然出てくる。
機械は機械でしかないし、それ以上の愛着を持つこともあるけれど、
故障するタイミングは偶然であり、物に心は宿らないと思う。

いや、宿らないと思いたいだけなのかもしれない。

まあ、PCもたまには掃除してあげたらいいんじゃない?
最近安定していたから、ケースを開けることもほとんどなくなってしまったし。

2019-03-28 [にっき]

好きな整備士さんが勇気をくれた。

一番好きなものを選ばなきゃダメでしょ!と、私も以前は思っていた。
だけど身内に散々叩かれて、社会でも嫌な思いさせられて、そんな気持ち忘れていた。
機械にかかわる人たち、そしてその身辺者がみんなこういう考えなら良いのに。

というわけで、「もう一度頑張ろう」だ…。

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10年くらい前?に作った音楽再生用のアンプを
今の知識でリメイクしようと思い、分解して中身を確認した。

なぜ470オームでいいところで470と390を使い分けているのか。(手持ちの関係だと思う。)
GNDの配線が洗練されていないのは、ユニバーサル基板の制約と知識の少なさが原因か。

10年間でやれたことは、使えた時間を考えると少ないかもしれないけれど、
それでも確実に悪いところが見えるくらいには前進している。
音を聞いても、最近作ったものと比べると良くない。
悪いところ全部は直せないけど、何箇所か手を入れてみた。
それでも、やっぱりまだいまいち。
10年の差は確実に音にも表れる。

これは、リメイクはできない。
じゃあ、今の知識で再設計しよう。
ほしいのは不自由ない性能と使い勝手だから、
そこだけに重点を置いて、回路設計と部品選定からやり直す。
結果的に構造や部品が戻ってきても、それはそれでヨシ。
回路部分の設計は、もともとそんなに悪くなかったしね。


…少し時系列の前後はあるけれど、再設計したものがすでにあって、
やっぱりぜんぜん違いましたとさ。
2年前に作ったものですら超えられるんだから、10年なんて別物になって当然。