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2019-07-30 [修理・分解]

エアコンから水が漏れてきた。

熱狂的な私のファン(そんなのいない)の方は覚えているかもしれないけれど、
私が自室のエアコン水漏れを経験するのは、たぶんこれが3度目。

1度目は、ほぼ一夏漏れっぱなし。
2度目は、新しいエアコン導入後2年目だか3年目でお漏らし。
そして今回。


やっかいなのは、別にドレンホースは詰まっていないということ。
一番最初に水漏れを経験したときに(この時もドレンホースは詰まってない)、
ドレンホース周りは対策してあって、うちは基本的にここが詰まることはない。
上から水を流し込んでも、とくにあふれてくることはない。
これでは、垂れてくる水がどこからいらっしゃるかわからない。
それぞれのトレイはちゃんと噛んでいるし。
これはフィンを伝ってきた水をファンが巻き込んで、
絶妙な角度で内部にあたって伝ってきている…?(のちにこの予測は違っていたと判明。)

結構ガッツリばらしても原因不明なので、ばらしたまましばらく送風でまわしてみる。
内部が乾燥したあと、冷房して状況を確認。

・乾いていれば1時間前後は漏らない
・いきなりポタポタポタときて、弱くなることはない
・冷房で漏れる→一度止める→再度冷房を入れる と、またすぐ漏れる
・ドレンホースに流れ込む水がちょっと少ない気がする?
・前ドレンパンは全く詰まりなし、冷媒パイプ部分も水を大量に注いでも漏れてこない
・後ろドレンパンは不明なものの、前にまわってきてはいると思う

このあといろいろとやったものの、らちがあかないので、
ドレンパンを完全に外して水の経路を最初から最後まで確認した。
…のだけど、どうもおかしい。
漏れていると思ったところから出水がないどころか、ほとんど濡れていない。
なんだこれは…。

ただ、ドレンパンを構成する部品と、それにつく
発泡スチロールの間を水が伝ってきているのは確定。
ドレンホース付け根はたぶん問題なし。
で、水がきている元は、おそらく後ろドレンパンおよび冷媒パイプ部分パンからの
水を前ドレンパンへ流す部分から、何らかの理由で部品外側を伝っている模様。

結局、後ろから前へ排水してくる部分周りの、よくわからない位置についている
スポンジのせいで、水が部品を伝ってきているらしい。
かなり妙なところにスポンジがついている。
必要なさそうなので、これをはがして動作確認。

……あれ?
前回漏れたときもここが原因で、スポンジの下半分をむしった気がする。
本当によくわからない位置についている部品で、
本来は違うところにつけるものなのではないのだろうか。
現場での組み立て手順なんて、知りようもないけどさ。


このあと、バラックで動作確認2時間、組み立てて1時間で、今のところ水は漏れてない。

なお、今回、ニッケル水素充電池用充電器と測定器用タップ等が被災した。
どちらも動作に問題はなさそうだけど、ひやっとした。エアコンだけにね。(くだらない)

―――

エアコンの下側が壁に強く当たっているので、
壁の傷防止のため段ボールを挟んでおいた。

このエアコン、取り付け時から上側は少し壁と隙間が
あいていて、見た目のバランスが非常に悪い。
とくに21世紀になってからの、奥行きが大きい
製品なので、見た目の不安感が増している。

下側に厚みのあるものを挟むことで、少しだけこの見た目のバランスが良くなるけれど、
下から段ボールが見える挟み方をしてしまったので、結局最高にダサい。
私はそういうの、嫌いじゃないけど。

2019-06-24 [修理・分解]

アキュフェーズ(Accuphase)のC-290のカタログを見ていたら、妙な違和感があった。

https://www.accuphase.co.jp/cat/c-290.pdf
(ブラウザのURL欄にコピペしてね!)

このカタログの最後のページ、グラフが4枚あるうちの左下のものと、
その左のS/Nの表、最大出力レベルが、どうにも合わないような気がした。


そこで検証。
歪みが妙に低いけれど、このグラフの縦軸はよーく見ると
「 Total Harmonic Distortion in % 」になっているから、入力換算値なのだと思う。
そしてこれはグラフの形状から、THD+Nだと思う。
※THD+Nの入力換算値という表現は気持ち悪いので、
 この先は1倍換算値と書くことにする。

左側の表にある入力換算雑音を帯域幅と利得でゴニョゴニョして算出した値と、グラフの値に
利得かけてから求めた雑音がほぼ一致することからも、1倍換算値なのは間違いないと思う。
ただし、測定時の帯域幅がわからないため、算出した値は少し誤差があった。
(A補正も相当する帯域幅で計算しただけだから、仕方ない。)


ここで、新たな疑問が発生する。
左側に、 最大出力レベル(ひずみ率0.005% 20~20,000kHz) と書いてある。
これは、「20~20kHzのひずみ率が0.005%以下におさまる
最大出力は8.0Vですよ(8.0Vを超えるとそれより大きくなってしまうよ)」ということのはず。
この部分はどこにも入力換算値と書いていないから、
ニュースサイトなどでもただ出力最大レベル(0.005%以下略) と書かれているし。

このアンプは、アンバランス入力→アンバランス出力は18dBらしいので、約8倍。
8倍で出力の歪みを0.005%以下とするには、
入力換算…というか1倍換算で0.0006%くらいになる。
しかし、20kHz・8V出力時の値はグラフからは0.0025%位に見える。
(ここは右上がりなので、グラフがTHD+Nであったとしても歪み成分が主体。)

0.0025%を8倍すると0.02%。
いくら20kHzとはいえ、プリでこれは大きすぎるような。
パワーと違い、A級動作なのではないのか。
でも、等価回路みたいなのを見ると、こうなるのもわかる気はする。
グラフのカーブも、計算してみた値でも、これであっていると思う。
もし間違っていたら指摘してほしいので、回路屋さんは再計算してもらえると助かる。

ちなみに、グラフで20kHz0.0006%なのは4Vのちょっと手前くらいなので、
20kHzで出力0.005%を達成するならば、3.5V出力くらいまでということになる。
26dBあるパワーアンプと組み合わせるなら、
一般家庭ではそんなに出力しないだろうけどさ。



なお、パワーアンプでも同じような図が載っているものは計算で出力の値が出る。
(確認したものはすべてinとついているので、換算値だと思う。)
純A級・8Ω負荷・たった2W出力で20kHzが0.07%を超えてしまうものもあった。

いろいろあって、ここの技術力は言うほど高くないと思っていたけれど、なんだろうなぁこれ。
簡略回路図を見ても特性を見ても、高い周波数の特性は重視していないのはわかる。

―――

「この特性ならあの高域の質感はしかたないよねー」と
知人と話せるのは、最高に楽しいデスネ。
(低域の質感は、また別の理由がある。)

2019-02-28 [修理・分解]

20190227_2.jpg
20190227_3.jpg

どこのご家庭にもあるもので、市販のボリュームつまみを削った。
旋盤あればすぐ終わるし、なんならオリジナルのつまみもつくれるけれど、
それはどこの家庭にもあるものではないからね。


20190227_1.jpg

これは、外径6mmの樹脂パイプにスペーサーやM2のネジを組み合わせたもの。
これをリューターに取り付けて、つまみをつけて、紙ヤスリでひたすら削る。
舞い散る粉!発熱するモーター!!なんとも劣悪な作業環境だった。

樹脂なので、もう少し目の粗いやすりで終わらせておけばよかったかもしれない。
あと、内側を確認せずに削ったので、内側に切り欠きがある部分は薄くなりすぎた。

2019-02-28 イヤホン分解 [修理・分解]

FOSTEX TE-05らしきイヤホンを分解した

ちょっと特殊な経緯で私のところにきたイヤホンなので、本当にTE-05と同じかは知らない。
ただ、簡単に値をとった感じでは限りなく同じorかなり近いとは思う。
海外サイトで分解している人がいたので見比べてみたけれど、ほとんど同じように見える。
メーカーは間違いない。これ、xxxxxxxxxxxxだもの。(xの数と実際の文字数に関係はない。)

で、このイヤホン、気づいたら片側の音が出なくなっていた。
全く出ないのでハウジング内の配線が逝ったと思う。
ケーブルが取り外せるイヤホンははんだしてある個所が増えるから、
故障率では不利な気がする。接点があると音的にも不利になるから、
なぜ取り外せるものが流行っているのかいまだによくわからない。
まあ、ほとんど使っていなかったので、私にはあまり関係ない部分なのだけども。


壊れてしまったものは仕方がないので、とりあえずハウジングを割る。
ケーブルから外していたため、どちらが音が出なくなったのかわからず、左右両方割った。
このイヤホンは左右共通の筺体だから見分けがつかない。
まあ、音出なくなった時点で両方割るつもりだったからこれでいい。

割り方は、接着されている箇所に少しずつカッターやデザインナイフの刃を入れて、
徐々に引きはがす。ハウジングで外れる部分は一か所しかないから、すぐにわかるはず。
パワープレイをして失敗すると薄い金属のハウジングが一発KOされるので注意。


このイヤホンは、事前にハウジング内に抵抗器が入っているらしいとの情報を得ていた。
…のだけど、これが空中配線らしくて、大丈夫かいなと思っていた。

やっぱり駄目な気がするよ、これ。

リッツ線の途中に抵抗器をぶら下げている構造で、そこにチューブも
かかっているから、結構な質量があると思う。これでは電線が動いてしまう。
MMCXも抜き差しの際に負荷がかかるし(パチンッで振動するから)、
はんだにクラックが入ったら割れてしまう。
私が割った個体では、MMCXのGND側の配線が端子からはがれていた。
反対chは開けたときに勢い余ってドライバ側の線を切ってしまったけれど、
これは修復して使える範囲なのでセーフ。
接着なので、なかなか左右同じような力では剥がれない。(不器用なだけ。)

ハウジング内は、コネクタとそれを固定する構造物、
ドライバとその周りの部品だけで、吸音材などは一切ない。
反響音と、妙に細い変な音が出る理由がわかった気がする。


とりあえず、もともとついていた配線ははずして捨てた。
MMCXの樹脂部分はおそらくオリジナル、コネクタを固定する部品もそう。
MMCXの中央の端子ははんだした上からチューブがかけてあった。
コストの掛け方がよくわからない。これが本当に最善だったのか…?


とりあえず、ハウジングの内側、一番後ろ部分(筒の底)にフェルトを貼っておいた。
もっと良い調整方法があるとは思うのだけど、手持ちの部品と、
短時間での修理であることを考えるとこれくらいが限界。

私はリッツ線なんて普段は使わないので手持ちがなく、
AWG24くらいの被覆線で配線しなおした。抵抗はつけなかった。
ダイナミックドライバに抵抗つけたら、電気的な制動が弱くなってしまう。
ただし、インピーダンスは変化するし、F特も変わるだろうから、
捨てる時はよく考える必要がある。

MMCXのセンターははんだしにくく、はんだしてから組み込むと
はんだした部分が折れるかもしれない。
特に今回は、もともとついているリッツ線より圧倒的に太くかたい電線を使うから危ない。
そこで、GNDだけ先につけて、センターはハウジングにMMCXを取り付けてから、
はんだごてを差し込んではんだすることにした。
金属ハウジングなので、もしはんだごてがハウジングに触れても溶けることはない。

ドライバ側もうまくはんだしたら、ひねるようにケーブルをハウジング内に収める。
そしてボディを接着する。あまり大量に接着剤を付けると、
もしもう一度分解したいときに開けられなくなるから注意が必要。
こういう接着には硬化時にガスがあまり出ず、
経年で水分を含む可能性も低い接着剤が好ましいと思う。
私はエポキシ接着剤をよく使う。2液タイプは長期保存しても固まらないしね。

接着剤を塗った後は、硬化するまで万力にでも挟んでおけばOK。
単純な造形のイヤホンなので、それでまっすぐくっつく。


これでなんとなく元通りになった。
ケーブルはもともと違うものを使っていたので、
今回直した本体とそのケーブルで聞いてみた。
音は、標準状態よりは自然な方向へいっていると思う。
ただし、あまりにもインピーダンスが低くなってしまったから、
出力インピーダンスが高めの機器だと逆の印象になるかもしれない。

それにしても、ドライバーを内製しているメーカーがなぜこんなイヤホンを?と思ってしまう。
インピーダンス2倍で、ほぼ音と特性が同じドライバを作って、
もう少し検討されたハウジングに納めたら良くなっただろうに。


日本の製品と海外の製品をコストで比べてはいけないと思うものの、
これでは選ぶ理由がないと思うのもまた事実。
もう大量生産のコスト勝負では勝てないのだから、「高級機をキッチリ作る・低価格機は
その技術を落とし込んでそれなりのものを作る」をしなければ苦しくなるように感じる。
少ないパイを各メーカーで取り合っても良いことはない。
新しい需要やユーザー層を開拓していかないと、絶対に先細りになってしまう。



ちなみに、全部終わった後にちょっと気になることがあり、
片側だけもう一度ハウジングを割った。
正確には、割ろうとしたらきれいに接着しすぎて
うまく割れず、無理したら金属部分が千切れた。
さすがにそこから何とかする気は起きず、
こちら側は処分することになってしまった。
また片割れだけになってしまって、なんだかなぁと思う。

2017-05-02 [修理・分解]

HFI-680のヘッドバンド内の電線を少し太いものにすると、ハウジングをヘッドバンド内に
押し込むように畳んだ時に電線が挟まる部分があることに気づいてしまった。
明らかに絶縁体と構造物がこすれて傷が入っている。
なぜ上端と下端で開口部の大きさが違うのか……。

20170501_1.JPG

とりあえず、削ってみた。これでうまく電線が逃げることを確認できたので、
加工面をもう少しまっすぐにして、バリをだいたい取って、水洗いして組み直し。
外側からは見えない部分なので、紙やすりはかけていない。ZATU。雑。

ここまでばらしたら電線換えるのも労力的にはあまり変わらな…いや、変わるけれど、
一応電線も換えておいた。つまり、ヘッドバンド総ばらしした。
この個体だけでも、もう4回か5回ばらしているような気がする。
毎回元の形に戻るのだから、なかなかのなかなか。
前回と同じ電線がなかったので、同じ太さの色違いへ。
まあ、外から見える部分ではないからなんでもいいっちゃなんでもいい。


ところでここ、削っても剛性にはほぼ関係ないし、可動部なのでこんなに削ったら
動かす時に引っかかるかな?と思ったけれど引っかかることもないし、謎が多い。
パーティングラインの位置的に、型から抜くときの制約でもなさそうだし。

この関節まわりはえらく厚い樹脂でできているので、
よほどのことがないと折れたりはしなさそう。
時間と気力と体力が許せば、加工できる範囲は広い。
ただし、この上(頭の天辺側)と下(ハウジング側)の構造があまり良くないので、
ここだけ加工したところでネタ以外にはあまり使えないかな。と。
少なくても、10万も15万もするようなヘッドホンに、
電線片出しで使うようなヘッドバンドではないと私は思う。
(両出しなら、バンド内に電線が通らないからまだいい。)

2017-04-26 [修理・分解]

Antec SOLOの電源ボタンが壊れた。
ボタンというか、ボタンのばねというか…を固定しているピンが折れて
ばねがきかず、押しっぱなしになってしまう。

20170427_1.JPG

仕方ないので、ピンの支柱部分に穴をあけて、錫めっき線で固定。
錫めっき線は針金の代わりなので、別に何でも良い。
きっちり結べて、伸びないなら、紐でも良い。

20170427_2.JPG

上下左右方向はボタンが通る部分で固定されるので、
回転方向と奥行き方向さえ固定できればOK。だからこれで充分。
穴もまっすぐ開ける必要はないので、邪魔なものを避けて適当に。

接着にしなかったのは、接着だとたぶんすぐに外れるから。
ここはピンに対して奥行き方向の力だけでなく、
横方向の力もかかる構造なので、接着はちょっと苦しい。面も小さいし。

まあ、もともとの構造もあまり良くないのだけども。
これではそのうち折れるだろうな、という感じ。
太めの支柱+金属のねじにでもすればもっと長持ちしそうなのにもったいない。
ちなみにこれ、片側ずつ折れた。片方折れた段階で直したほうがストレスたまらないと思う。

―――

タカチの行いがちょっと引っかかるのでメモがてら。

過去にカスタム製品について問い合わせたら「代理店を通して依頼しろ」と言っておきながら、
しかもメールで問い合わせているのに2通目以降はいきなり電話してきながら、
メルマガを一方的に送りつけてきた。それも個人に対して。アホかと。
しかも、定形の新商品ではなくカスタム絡みの内容だ。

完全にメールの使い方を間違っている。
メールは、図面をやり取りしなきゃならないような場面で使っておくれよ。
効率化も考えられない・相手がどう受け取るかも考えられない世の中は、
もうどう転んでもダメな気しかしない。こんな世の中を作ったの、だーれだ?


いくら母国語とはいえ営業時間内に通話する必要がある国内より、カートに
入れてファイルをアップロードすれば終わりな中国の通販のほうが楽なのはマズいと思う。
IoTとかグローバルとか言う前に、やらなければならないことはたくさんあるかと。

―――

「あのさぁ、自分から言い出して何カ月も待たせるってなんなの?」とリアルで発言した。
私は口が悪いのだけど、さすがにこれは口が滑ったなぁと思った。
まあ、何年も待たされてるものもたくさんあって、イラッとしたのよな。

とりあえず、私の15年を返してくれないものかねー。
人生をリセマラする魔法の紐の出番がついにくるか。

2017-02-20 [修理・分解]

・やりたいこと:HFI-680のバッフル・ドライバの振動をできるだけ抑えたい

1.余興
HFI-680のドライバ取り付けにもともと使われている接着剤は
かなり柔らかいゴム系のようなものなので、上からエポキシ接着剤を…。
(これは電線も変わっている)
20170220_1.JPG

ねじが貫通している部分は、このようにしてほしい。
20170220_2.jpg

これだけでバッフル取り付け部の剛性が大きく上がると思うのだけど。
私はここにぴったりあう樹脂を切り出す気力も自信もないので、
エポキシでごまかした。(順序としてはこっちが先。)
エポキシ接着剤もそんなにかたくないから、気休め程度。

あと、空気が流れる部分(上の写真では紙が見えている部分など)は、
金型が許す限り面取りしたほうがいいような。
90度で曲げたままだと、たぶん穴の有効断面積が減る。
そこまで織り込んで設計しているならいいけど。


2.メイン
20170220_3.JPG

ハウジングに樹脂片を貼り付け。ハウジングの深さとドライバの高さを測って、突っ張りの
樹脂片は削って長さを合わせたから、ドライバの背中にちゃんと当たっているはず。
突っ張りのほうを少しだけ長くしてある。
ちなみにこれは、以前別の用途に使おうと思って買った
内径6mm・外径8mmのアクリルパイプだったはず。
ちょっと薄いのと、パイプ状なのが気になるけれど、まあいい。

真ん中ちょっと下よりに配置したのは、ハウジング中央が
少し出っ張っているため。これがあるので、ドライバの真後ろにはならなかった。
(ドライバはもっと下に固定されている。)


3.感想
完全硬化はまだ先だけど(ハウジングに貼ったつっぱりは
初期硬化すらしてない状態で閉じたけど)、とりあえず音を確認。

まあ、当然違うわな。それも、私の耳と感性では激変レベルで。
5分硬化型の2液エポキシを4回練った労力以上のものはあった。
ずっと聞いていると、接着剤がかたくなってくるので微妙に音が変わってくるのが何とも。
(これは割と初期で収まる気がする。あとは完全硬化まで待ち。)


ヘッドホンの振動板は軽いけれど、音が出るときはそれなりの加速度があるし、
空気も動かすから、マグネットなどにかかる力は割と大きいと思う。
それをしっかり受け止めるためには、それなりの剛性がいるはずなのだけど、
ヘッドホンは想像以上にバッフルが弱いものが多いような。
剛性がないとマグネットが振動板と逆方向に逃げるから、
細かい音の再現性は落ちるかも?

…みたいなこと、私は機械屋さんではないからよくわからないけど、
少しでも工学や工業製品に触れたことのある人はみんなこういうの考えていると思っている。
いや、絶対そんなことないのはわかっているんだ。そうだと良いなという願望。


ところでこういうの、公開せずに改造事業でお小遣い稼ぐこともできるよねぇ…。
だけど、他人の褌で相撲とってもなぁと思うし、本来こういうことはメーカーが
詰めていかないとダメな部分だから、私は自分のしかやらない。
ちゃんとしたお仕事として、メーカーでやるなら別だけども。。。

2016-12-20 [修理・分解]

むかーし買って、たいして使っていないバッファローの
外付けHDD(3.5インチ500GB・AC100V必須)の調子が悪い。
HDDがまわったりまわらなかったりして、PCにつなぐとなかなか認識しない・
つないだままPCを起動するとこける。たぶんこれも電源が問題だろう。

サクッと解体して電源基板を引き抜いた。
20161220_1.JPG
20161220_2.JPG

膨らんでいる電解あるなぁ。はずしてみると容量が全然ない。
というわけで交換。10V2200uFを10V2200uFへ。今回も手持ちの部品から選んだ。
他にもちょっと抜けている感じのコンデンサがあったけれど、大きくは抜けて
いないっぽいのと、ちょうどよさそうなものが手持ちになかったので交換せず。

20161220_3.JPG

これであっさり認識。
それにしても、外したコンデンサがやはり小さいような。
そして、ディスプレイから外したコンデンサと全体的に似ている。うーむ。
必要以上に金のかかった部品はいらないけれど、それなりに長持ちする・
機械全体で見たときに性能はきっちり出る部品選びをしてほしいものだ。
動かなくなると萎えるし、修理は面倒だし、こて先のはんだが混ざるのが嫌だ。
(交換用のこて先は用意してあるけれど、そんなに安いものでもないので…)

ねじ穴はあってもねじが付いていない部分もあったりして、ずいぶん気合い入れて
コストカットしているみたいだけど、それによってお客さん(私)は一人減る。
「これはうまい売り方・うまい商品なのかな?」と疑問に思ってしまう。

2016-12-13 [修理・分解]

調子の悪いProLite E2208HDS分解x回目(もう何度目かわからない)。
ようやく修理する気になったというか、イライラが面倒くささを超えたというか。

まず症状の再確認。
・電源は入るし、パネル自体はたぶんついている。
・信号が入力されると電源LEDが青で点滅・何も映らない。
・問題なく映るときもある。
・信号が入力されたまま電源を切って、しばらくして再度電源を入れると映らないことがある。

とりあえず電源周りがのった基板取り外し。
D-SubとDVIのコネクタがついている基板につながっているコネクタは、
うまくやればそちらの基板を外さなくても抜ける。
この基板の写真は以前撮ったもの。
20161105_1.jpg


挙動的に、入力周りの電源が不安定っぽい気がするので、
その辺の電解コンデンサの値を見つつ、一部を交換してみることに。
交換したのは丸をつけた部分の3つ。(外したのは5つ)
同じ値にする気はなく、手持ちから近い値や、回路を見ながら問題のなさそうな値を選んだ。
ヒートシンクに当たっているように見えるけれど、一応隙間は空いている。さすがにね?
20161212_2.JPG

上の横向きにつけた部分は、35V330uFが3パラになっていたので35V1000uFへ。
真中らへんのコンデンサは25V1000uFだったかな?
これもすぐ上のものと2本並列になっているのだけど、抜けているのは交換した一本のみ。
もう一本は表示されている値に近い容量があったので未交換。
寿命を考えたら、どう考えても交換したほうが良い。
下側の横向きになっている黒いコンデンサは、10V1000uFだったものを10V2200uFに交換。
デカップリングぽいので容量が大きくても問題ないだろう。ちなみにこの黒いコンデンサは、
昔何か作った時に使用→取り外したものを再利用している。とても野蛮。
茶色は東信、黒色はルビコンのコンデンサを使用した。別に何でもいい。
ネタにオーディオ用()のコンデンサを入れようとも思ったのだけど、
まともなのはニチコンのKZくらいしかなかった。大きくて入らぬ。

私はいまディスプレイを1枚しか持ってなくて、しかも確認しなければならないものが
あるにもかかわらずこの時期に修理するというのは、なかなか頭がわいていた。
修理自体も好きではないから、気が重かった。
(たぶん)紙フェの1層基板だから手が滑らない限り基板は壊れないけれど、
こういうのはパネルを割ったりFFCがちぎれたりする可能性もあるわけで。


20161212_3.JPG
これは外したコンデンサの皆様。
330uF3個並列を1000uF1個に置き換えているから、
外したコンデンサと取り付けたコンデンサの数は合わない。

外したコンデンサは、330uFのものが2桁uF~ぎりぎり3桁uF程度まで、
1000uFのものはそれぞれ200uF台・100uF台くらいまで抜けていた。
抜けてなければ交換せずに戻そうと思っていたので、ひとつ外すたびに確認した。
外す前にも確認しているけれど、回路内にあると値がずれるから
外してから値を見ないと詳しくはわからない。
それにしても、外したコンデンサは直径も高さもずいぶん小さいような……。
リードが出ている側の形状も、私はあまり使わないタイプの形。
まあ、可能な限り安いものを選んだのだろう。


さて、これでしばらく延命できると良いのだけども。とりあえずしばらくは動作確認。
それにしても、パネルの電源ではなく入力周りの電源が不調になるのは珍しいような。
この配置では、入力周りの電源の電解コンデンサだって抜けても不思議ではないのに。
暖かい空気は上に行くから、電解コンデンサの少ないAC100Vまわりや
高圧部をボディ上側に持ってきた方が少しは長寿命になるのではないかと。
ただし、故障時にアッセンブリ交換ではなく電子部品交換で修理するなら、
今の配置でも悪くないかも。(低圧で比較的小さいコンデンサは安いので。)

このディスプレイはかなり古いから、「修理が必要でも仕方ないかー」と思う反面、
今の電子機器は少し寿命が短すぎるようにも感じる。私が貧乏性なだけか?



※同じような症状の個体を自分で修理する人は自己責任でどうぞ。
 もし少しでも不安があれば新しいのを買うorメーカー修理をおすすめします。
※私は野良修理・改造非推奨派です。

2016-11-06 [修理・分解]

PCのディスプレイ(ProLite E2208HDS)を開けた。

本体外側はねじ数本と樹脂部品が爪ではまっているだけなので爪を
ヘラでこじるのだけど、ちょうどいいものがなかったので金属の定規でこじった。
ああ…精度落ちそう……。


20161105_1.jpg
20161105_2.jpg

これが電源などが載っている基板の表と裏。
目視では、妊娠・お漏らししている電解は見つからない。
やることがなくなったので、電解コンデンサの容量と耐圧をメモしておいた。
ひとつ、耐圧も容量も書いてなかったものがあったのは謎。
はんだのクラックは確認し忘れた。挙動的に、クラックではないような気がするけども。

基板はこれのほかに、DVIとD-Subの入力端子部分に小さな基板と、
スイッチがついている基板があるだけ。
とてもシンプルだ。


20161105_3.jpg

これはディスプレイ裏(と、基板が付いているフレームと基板)。
固定するねじが一本もない。とてもシンプル…シンプルすぎないかこれ。

画面と基板が付いているフレームは、樹脂でできたボディの内側に挟まっているだけで、
お互いは固定されていない。アルミテープは貼ってあったけれど、こんなものは気休め。
基板の付いているフレームとボディ(後ろ側)の間には下のほうに
ねじが2本ついていた気がするけれど、これもあまり意味はないと思う。


20161105_4.jpg

モニターアーム取り付け部分も、ケースについているだけ。


全体的に、ずいぶんコストカットしている感じに見える。
合理的だとは思うけれど、基本的に使い捨てか。
ほとんどねじでとまっていない構造のおかげで、落としても樹脂部分が
歪む・割れるだけで、中身が損傷しないというメリットはあるかもしれない。
(勢いよく落としたら液晶が割れるけど。)
ただ、振動する部品があるので、ちゃんと固定しないと音が…。

最近の使い捨て系電子機器は、可能な限りコストカットして値段を下げるのが
ひとつの正解だと思っている私としては、そんなに嫌な印象は受けない中身だった。
ただ、ばらすのがちょっと面倒だったのと、組み立て時にフレキケーブルみたいなやつを
一本つなぎ忘れて、電源入らず・電源インジケータ点灯せずになって焦った。
入出力がまとまってない機器を開けると、よくこういうことになる。

―――

もしかして:調子悪いのはディスプレイではなくPCのグラフィック出力?

そうだとしたら、ディスプレイのボディに無意味な傷をつけただけになってしまう。
というか、代わりのディスプレイもないのによくばらしたなぁと自分で思う。

PCも開けてみたけれど、思ったより汚れていなかった。
換気扇につかうようなフィルタを吸気部に貼り付けているからか、
大きな埃はほぼない。ただ、吸気抵抗は増えているかもしれない。
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