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2018-08-28 [にっき]

色々あって、最近バランス出力のポータブルヘッドホンアンプを使っている。
箱のサイズがうちのWRと同じで扱いやすい。

これまで、バランス出力のアンプでもバランス出力のメリットをちゃんと感じたことは
ほとんどなく、中身見てもバランス用に最適な設計(電源など)をされているものはあまりなかった。
私も昔据え置きでつくったけれど、それをやるより通常の回路でたくさんやることがあると思ったし、
バランスは最低でもプラグを交換しなければならず面倒でもあった。
バランス駆動特有の音なんてほぼないしね。

バランス駆動は低域がすっきりするなんて言っている人もいるみたいだけれど、それは設計が…。
そうなる理由を論理的に説明できなければ、技術がないか思い込みでしかないのに、
なぜそれを正論のように書けるのだろう。技術のなさを押し付けているようにしか見えない。
出力されるものが同じならば、最終的に同じ音になるはず。
だって、ここは物理法則にしたがっている世界だもの。
それに、たとえば「その電源の配線とコンデンサの位置じゃ無理でしょうね」みたいなのも
結構見かける。見えていないのかもしれないけれど、なるべくしてなっている。
そもそも私は10年くらい前からちょいちょいバランスアンプ聞いているけれど、
GS-Xあたりの低域は結構もやっとしてたような。(音が全体的にそうだった気もする。)


でも、ずいぶん時間もたっているし、4.4mm5極という値段と値段と値段と入手性以外は
使いやすいコネクタも出てきたし、色々あってまたバランス触ってみてもいいかな、と。
4.4mm5極はスリーブがGNDになっている5極プラグだから、
一般的な6.3mmや3.5mmの3極と使い勝手はそう変わらない。
コネクタ以外の部分だと、電源電圧が低めのポータブルアンプでは、強音部で
音が割れ気味になってしまうことがあるけれど、バランスで大出力のものだとそれが少ない。
楽器を録音したものは音量が一定ではないので、そういうのも聴く私には向いている気もする。
私は音楽好きの面倒くさがりだから、基本的には汎用性の高いほうが好きなのだけども。
シングルエンドでも電源やリターンパス次第でかなり良い感じになるし、それが基本だしね。
(リターンパスがちゃんとしていてGND分離もしてあるとなおヨシ。)

私が使っているものは、電源電圧こそ乾電池が4本と低めではあるけれど、
電源電圧ぎりぎりまで信号を振れるため、バランス出力で軽く8Vp-p以上振れる。
普段はそんなに使わないけれど、大きな音がいきなり入ってくるような音源だと
こういう余裕があるのは音的にも精神的にも良い方向に行く場合が多いと思う。

また、クリップ波形・矩形波応答波形・THD+Nと一通りのデータがとってある。
(本来は波形すらないのがおかしいのだけども。)
仕事でやってる人たちでさえ、最近はここまでやってないと思う。
SonyとJVCとパイオニアなどのいくつかの製品ページを見てみたけれど、
THDやTHD+Nを載せているものは少ない…。
矩形波応答まで載せているものは、個人メーカー問わずほぼない。

オトナの事情で部品点数控えめなのもあり、考えられる中で最良とは少し違うだろうけど、
その分コストも控えめで、キットと組み立て済みが選べるのは良心的かな、と。
組み立て済みは、私みたいな面倒くさがりは自分で組み立てなくていいし、
そうでない人でも動作することが確認されているものが手もとにくるのがメリットだと思う。
キットが安いのって、組み立て代が入っていないのと、
組み立ての責任はその確認も含めて組み立てる人にあるからでしょ?(私の解釈)


私はこのアンプに噛んでいるから音については触れないけれど、
これだけは書いておきたい。技術は、ある程度以上の音質に直結すると思う。

【この記事はリンクを貼り忘れています】

―――

SR-37という無鉛はんだをいただいた。
しかも800gリール新品で。ありがたい。
製造現場では結構使われるはんだらしいけれど、私はよく知らない。

無鉛は、何かを製造するときは良いと思う。
測定のために組み立てるときは、私は有鉛でサクサクいきたいかも。
慣れたら無鉛でも有鉛と変わらない速度でいけるのかもしれないけれど、
濡れ性の違いからくる作業性の差はあると思うのよな。