So-net無料ブログ作成
検索選択

2016-12-13 [修理・分解]

調子の悪いProLite E2208HDS分解x回目(もう何度目かわからない)。
ようやく修理する気になったというか、イライラが面倒くささを超えたというか。

まず症状の再確認。
・電源は入るし、パネル自体はたぶんついている。
・信号が入力されると電源LEDが青で点滅・何も映らない。
・問題なく映るときもある。
・信号が入力されたまま電源を切って、しばらくして再度電源を入れると映らないことがある。

とりあえず電源周りがのった基板取り外し。
D-SubとDVIのコネクタがついている基板につながっているコネクタは、
うまくやればそちらの基板を外さなくても抜ける。
この基板の写真は以前撮ったもの。
20161105_1.jpg


挙動的に、入力周りの電源が不安定っぽい気がするので、
その辺の電解コンデンサの値を見つつ、一部を交換してみることに。
交換したのは丸をつけた部分の3つ。(外したのは5つ)
同じ値にする気はなく、手持ちから近い値や、回路を見ながら問題のなさそうな値を選んだ。
ヒートシンクに当たっているように見えるけれど、一応隙間は空いている。さすがにね?
20161212_2.JPG

上の横向きにつけた部分は、35V330uFが3パラになっていたので35V1000uFへ。
真中らへんのコンデンサは25V1000uFだったかな?
これもすぐ上のものと2本並列になっているのだけど、抜けているのは交換した一本のみ。
もう一本は表示されている値に近い容量があったので未交換。
寿命を考えたら、どう考えても交換したほうが良い。
下側の横向きになっている黒いコンデンサは、10V1000uFだったものを10V2200uFに交換。
デカップリングぽいので容量が大きくても問題ないだろう。ちなみにこの黒いコンデンサは、
昔何か作った時に使用→取り外したものを再利用している。とても野蛮。
茶色は東信、黒色はルビコンのコンデンサを使用した。別に何でもいい。
ネタにオーディオ用()のコンデンサを入れようとも思ったのだけど、
まともなのはニチコンのKZくらいしかなかった。大きくて入らぬ。

私はいまディスプレイを1枚しか持ってなくて、しかも確認しなければならないものが
あるにもかかわらずこの時期に修理するというのは、なかなか頭がわいていた。
修理自体も好きではないから、気が重かった。
(たぶん)紙フェの1層基板だから手が滑らない限り基板は壊れないけれど、
こういうのはパネルを割ったりFFCがちぎれたりする可能性もあるわけで。


20161212_3.JPG
これは外したコンデンサの皆様。
330uF3個並列を1000uF1個に置き換えているから、
外したコンデンサと取り付けたコンデンサの数は合わない。

外したコンデンサは、330uFのものが2桁uF~ぎりぎり3桁uF程度まで、
1000uFのものはそれぞれ200uF台・100uF台くらいまで抜けていた。
抜けてなければ交換せずに戻そうと思っていたので、ひとつ外すたびに確認した。
外す前にも確認しているけれど、回路内にあると値がずれるから
外してから値を見ないと詳しくはわからない。
それにしても、外したコンデンサは直径も高さもずいぶん小さいような……。
リードが出ている側の形状も、私はあまり使わないタイプの形。
まあ、可能な限り安いものを選んだのだろう。


さて、これでしばらく延命できると良いのだけども。とりあえずしばらくは動作確認。
それにしても、パネルの電源ではなく入力周りの電源が不調になるのは珍しいような。
この配置では、入力周りの電源の電解コンデンサだって抜けても不思議ではないのに。
暖かい空気は上に行くから、電解コンデンサの少ないAC100Vまわりや
高圧部をボディ上側に持ってきた方が少しは長寿命になるのではないかと。
ただし、故障時にアッセンブリ交換ではなく電子部品交換で修理するなら、
今の配置でも悪くないかも。(低圧で比較的小さいコンデンサは安いので。)

このディスプレイはかなり古いから、「修理が必要でも仕方ないかー」と思う反面、
今の電子機器は少し寿命が短すぎるようにも感じる。私が貧乏性なだけか?



※同じような症状の個体を自分で修理する人は自己責任でどうぞ。
 もし少しでも不安があれば新しいのを買うorメーカー修理をおすすめします。
※私は野良修理・改造非推奨派です。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。